半襟付けから純喫茶

昨日は堂島の吉澤先生のお教室で
1級和裁士に習う!楽ちん半襟付け講座
を受講してきました。

1級和裁士の東郷和美先生。

東郷先生は“チャーミング”という言葉がぴったりあてはまる先生でした。


そして、プロ。
実演して見せてくださいましたが、糸さばきも針さばきも、見ていて美しく惚れ惚れしました。

せっかく教えていただいて付けるので、以前栗山工房さんで染色体験させていただいて染めた半衿を持っていきました。


そして、写真で手がブレてうつるほど針をもつ手がすすむのは吉澤先生。

吉澤先生ももちろん普段から半衿付けなどはご自身でされているものの、

少しのコツで「目からウロコ」と、マッハの速さで縫い終わっておいででした。

私も一応ちゃんと和裁の学校を卒業はしたものの、ペーパードライバーのごとく、
なんちゃってですから先生に見てもらうのも、もうお恥ずかしいったらないのですが、
実は襦袢も自分で縫ったものでした


本当に楽ちんな付け方で、これなら普段針仕事をしない人でも、きれいにつけられることうけあいです。

半衿が付けおわった後は、一緒に講座を受けてていた姉妹弟子さんのユカさんと一緒に、大阪駅前第1ビルへランチにむかいました。

これまた姉妹弟子さんのハルミさんと待ち合わせしたのは マヅラさん。


大阪でも歴史が長いと有名な喫茶店マヅラさん。

一度行ってみたかったのですが、今回行くにあたって少し調べてみました。

戦後まもなく、この場所がバラックが集まる巨大闇市だったころこの地に名曲喫茶を開業した創業者のマスターがなんと95才で現役で店頭に立っておられるとのこと。

実際お見かけしましたが、現役でした。


そして、大阪に万博がきた昭和45年、大阪の都市開発とともに、闇市から大阪駅前ビルへ姿を変えて、以降ずーっとこの場所でお商売されているとのこと。

内装のレトロ感は1周、いや、10周くらいして、むしろ未来感です。


最先端のおしゃれカフェ溢れる大都会大阪梅田で、純喫茶にお誘いしたのが正解だったかどうかには不安が残りますが、私的には大満足でした。

お稽古のお話や、お着物のお話はいくら時間があっても足りないくらい。
お話もはずんでとても楽しい時間でした。



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